2007〜問題の高齢化社会到来による仕事量の増大

20世紀は度重なる戦争は社会に影を落とすと共に尊い命を数多く奪いました。
しかしその一方で経済や科学は目覚しい発展を遂げ、日本にとっても世界にとっても
様々な意味で激動の一世紀であったと言えるのではないでしょうか?

こうした社会の中で、医療の世界でも様々な研究が行われ飛躍的に技術が進歩しました。
また日本では経済の発展に伴う社会基盤の整備が戦後急速な勢いで進み、
世界に名だたる社会保障制度を作りあげてきました。

健康保険制度もその恩恵を受けた制度であったことはいうまでもありません。
そしてこうした社会保障制度があったからこそ日本は世界一の長寿国となったのです。
 

                   


しかし、その世界に名だたる社会保障制度が今、崩壊しようとしているのです。
その理由は戦後の高度成長を支えて来た団塊の世代が平成17年より退職を迎え、
日本の人口構成は逆ピラミッド型の超高齢化社会に突入して行くからです。
その上、
少子化の現象も止まることなく続いています。

このように支える側の若い世代と、支えられる側の年老いた世代の人口のアンバランスな結果が、
社会保障制度(医療保険・年金・介護福祉)は崩壊の危機にさらされ、
混合診療など多くの自己負担を国民に強いなければならない時代になりました。

言い換えれば自らの健康は自分の手で守らなければならない時代に突入したということです・・・。
ではこのような社会状況の変化の中、欧米のような責任型社会が到来するのです。
 

                             

患者さんは自らお金を払い自分の望む治療を要求します。私達医療人も患者さんの要求に応えるべく、
より高度な知識と技術・責任を持って今までのような保険治療の枠の中の治療に止まらず、
それぞれの患者さんの要求に合った補綴物を歯科医師や患者さんと共に考えながら行う時代が来るのです。

それは患者さんのための、患者さん本位の治療と言えます。
従って私達医療人も今まで以上に確かな知識と技術を磨かなければなりません。
確かな知識と技術を身につけた歯科技工士は今後ますます必要になることは言うまでもありません。


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