就職先


診療所(歯科医院)

みなさんが治療を受ける歯医者さん。
その院内に歯科技工室を設置している歯科医院は数多くあります。
でも歯科技工士はたいてい院内の奥にある歯科技工室で
仕事をしているので、診療室にはあまり顔を見せません。
ですから歯科医院に行っても歯科技工士が仕事をしている様子を見ることは
あまり無いかも知れません。また、複数の分院があるようなところでは、
歯科医院とは別な場所に歯科技工室を作り、
全ての分院の仕事を集めて製作しているところもあります。


歯科技工所

1件から数件の歯科医院と契約し、患者さんの模型(歯型)を
預かって製作し、出来上がったものを返すという形で
歯科技工を行っている会社です。
規模は数名から100名を超すところまで様々で、
もちろん独立して一人で仕事をしているところもあります。
お客さんは歯科医院ですから一般の人と取引きをするわけではないので、
歯科技工所の存在はほとんど知られていないし、
表札程度で看板も出ていない場合もありますが、
歯科技工所は意外と身近にもたくさんあるのです。
実際に仕事をしている歯科技工士の数は歯科医院内よりも
歯科技工所のほうが遥かに多いのです。


歯科機材メーカー

歯科材料、器具は常に進歩して行きます。
その開発には現場で仕事をする歯科技工士の意見や知識、
技術が必要となってきます。
また、出来上がった新製品を実際に使って説明する販売員や
営業担当も歯科技工士である必要があります。
そこで機材メーカーは開発スタッフや営業スタッフに
歯科技工士を採用するケースが少なくありません。
見かけはスーツを着た普通の会社員かも知れませんが、
歯科技工士でなければ出来ない仕事の一つです。

病院

歯科を持つ大きな総合病院などで歯科技工を内部で行っているところです。
現実的にはあまり数は多くありません。
また、歯科を持つ病院とは歯科大学の附属病院である場合も多いため、
附属研究所、研究機関での仕事となることがあります。
この進路を希望する場合、在学中の成績はトップクラスをキープした方が良いでしょう。


このほかに、教育機関で後輩の指導にあたったり、海外の歯科技工所や
歯科大学などの研究機関で新技術、新材料などを探求したりする道も考えられます。

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